乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった……①（ライトノベル）

今回レビューするのは大人気異世界転生ライトノベル。

山口悟による「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった……①」

小説投稿サイト『小説家になろう』で本編が連載されていたいわゆる”なろう系”ライトノベルで、

本編完結後、一迅社文庫アイリスにて刊行された作品です。

作品情報

タイトル：「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった……①」

著者　　：山口悟

イラスト：ひだかなみ

レーベル：一迅社文庫アイリス

あらすじ

交通事故で死んでしまった女子高生。

彼女は生前プレイしていた乙女ゲームに出てくる悪役令嬢・カタリナに転生した。

そのゲーム内でのカタリナの行く末は

「国外追放」か「死亡」の二択のみだった。

この破滅エンドを回避すべく行動するが

彼女がとる行動・言動は、事態をあらぬ方向へと動かしてしまう。

恋愛フラグ立てまくりの破滅回避ラブコメディ。

感想

オススメしたくなるくらい面白い作品でした。

面白くてあっという間に読み終わってしまいました。

本作は「主人公・カタリナ」と「各話で関わる人物」のそれぞれの視点で描かれてます。

本作のポイントは主人公カタリナの天然ぶりと周囲に及ぼす影響力です。

転生した主人公は生前のゲームプレイの知識を活かし

破滅回避するために行動するのですが、

そのたびに未知の展開になっていきながらも奔走する主人公・カタリナの姿は

読んでいて愉快でした。

無自覚に美男美女相手に恋愛フラグを立てる様も面白く、

破滅ルートどころか逆ハーレムルートに突入しそうな今後の展開も楽しみです。

総合評価

本作の魅力を視覚化しました。

ジャンルはラブコメですが文句なくラブコメとして面白かったです。

地の文も読みやすく、ストーリー展開や個性豊かな登場人物たち、

そのイラストも非常に魅力的でした。

まとめ

全体的にバランスよく魅力的で、

オススメしたくなるくらい面白い作品でした。

続きが気になるので、2巻をさっそく読もうと思います。