BLEACH(コミック)

おすすめコミック

なにか面白い作品はないかなと探している方に是非オススメしたい作品です。

今回紹介するのは『BLEACH』

全74巻で完結済みの作品

私が物語全般が好きになったきっかけはこの作品です。

今までにアニメ化もされており

原作の最終章にあたる『千年血戦篇』も2022年10月に放送が予定されています。

作品情報

タイトル:「BLEACH」

著者  :久保帯人

出版社 :集英社

巻数  :1~74(完結)

あらすじ

幽霊が見える主人公・黒崎一護の前に、何の前触れもなく死神と名乗る美少女が現れる。

彼女の名前は朽木ルキア。

ルキアは虚(ホロウ)と呼ばれるバケモノを退治するためにやってきたのだが

黒崎一家が襲われるまで虚の存在に気付けず自身も重傷を負ってしまう。

人間である一護には虚を倒せるはずもなく絶体絶命のピンチ。

助かる手段はただ一つ。

主人公・一護が死神になること。

この死神・朽木ルキアとの出会いが一護の運命を大きく変えることになる。

オススメポイント

オススメポイントは大きくわけて4つ

  1. 魅力的なキャラクター
  2. 洗練された名言
  3. 巻頭に掲載されているポエム
  4. 中二心をくすぐる武器の能力

魅力的なキャラクター

本作に出てくる人物たちをおおまかにわけると

  • 人間
  • 死神

この3つに分けられます。

人間

何の能力もない普通の人間と、霊感が強く秘められた能力を持つ主人公・黒崎一護をはじめとする仲間たちと滅却師(クインシー)と呼ばれる虚を倒す存在のことです。

死神

黒の着物を身にまとい斬魄刀と呼ばれる刀を武器に虚を倒す存在

死んだ人間の霊を尸魂界という死神が済む世界に送り届けたり、

人間が襲わないように虚を退治するため活動しているのです。

死んだ人間から生まれる存在。

お互いを喰らい合い、生き残った者が上位の個体へと成り上がり、

人型の知能を持ったバケモノとなるのです。

三者が織りなす物語

この三者が複雑に絡み合い、より深い物語となっているのです。

特に興味深いのが虚(ホロウ)の倒し方について、死神と滅却師では考え方が違うところです。

死神は虚の罪を洗い流し尸魂界(ソウルソサイエティ)へと魂を浄化させるのですが

滅却師は虚を文字通り滅却します。つまり殺した虚の魂は消滅してしまうのです。

人間を襲う虚は悪であるという思想が根底にあるのです。

この虚の倒し方の違いがのちに物語に大きく影響を与えていくのです。

洗練された名言

本作では数々の名言が生まれているのです。

その言葉一つ一つに含蓄があり興味深いのです。

キャラクターが放つ言葉に余計なものがなく、無駄な部分が綺麗にそぎ落とされている感じがするのです。

特に後半の巻数になってくるとそれを強く感じます。

巻頭に掲載されているポエム

今まで読んできたマンガの中で巻頭にポエムが掲載されているのはこの「BLEACH」しかないと思います。

各巻の表紙に描かれているキャラクターの心の内面、またはその巻で描かれることを詩で表現しているものと思われます。

これが物凄くオシャレでカッコイイのです。

もう惚れ惚れしちゃうくらいオシャレなのです。

それでいてポエムに含みがある感じが溜まらないのです。

この作品を読む際は是非ポエムの方も読んでみてください。

中二心をくすぐる武器

主人公をはじめとする死神たちは「斬魄刀」と呼ばれる刀を持っています。

この刀は持ち主により様々な特殊能力を秘めているのです。

さらにこの特殊能力にも段階があり、

最初の形態が「浅打ち」と呼ばれる普通の刀の形。

二段階目が「始解」と呼ばれ持ち主によって様々な特殊能力を纏う刀。

最終形態の「卍解」は限られた力のある者しか使うことができない最終奥義。

このシステムだけでも魅力的なのにさらにそれぞれのキャラクターによって能力が違い、

その能力が幻想的なものや圧倒的なもの、はたまた奇怪なものなどがあり、

中二心をくすぐられるほど魅力的な武器を使ったバトルが見どころです。

魅力成分

まとめ

それぞれのキャラクターが使う「言葉」、「武器」、「能力」は非常にオシャレでカッコよく、

息を呑むストーリー展開に迫力のあるバトルシーンは見どころです。

オシャレでカッコイイ、バトルマンガが好きな方にオススメの作品です。

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