とある魔術の禁書目録②(ライトノベル)

ラノベレビュー

今回レビューするのは大人気ライトノベル「とある魔術の禁書目録」の第2巻。

科学と魔術の相反する設定が複雑に絡み合う世界観が特徴のSFバトルファンタジー作品。

前作が面白かったので2巻目も読んでみました。

このシリーズは巻数が多いので今まで敬遠していましたが、一度読んでしまうとハマってしまう面白さがありました。

作品情報

タイトル:「とある魔術の禁書目録②」

著者  :「鎌池和馬」

イラスト:「灰村キヨタカ」

レーベル:「電撃文庫」

あらすじ

”超能力”が一般科学として認知された学園都市。

そこにある進学予備校『三沢塾』に監禁された巫女を助けることになった上条当麻。

彼は、以前敵対していたステイル=マグヌスと手を組み、『三沢塾』へ乗り込む。

だがしかし、彼らの前に立ちふさがるのは圧倒的な能力を持つ錬金術師だった。

さらには、当麻の家で留守番していたはずのインデックスが戦場に現れたことにより事態は一変する。

感想

上条当麻はステイル=マグヌスに巻き込まれる形で、監禁された巫女を助けに行くことになるのですが、

この巻き込まれ体質に当麻らしさが出ていて、だけど彼なりの信念のもと巫女を助けに行くと決意するところなんかは単純明快で実に爽快でした。

前作で敵対していたステイルと共闘する展開はすごくも盛り上がりました。

今回も異能がバンバン使われるバトルには迫力があり、

当麻の持つ能力を活かした戦い方は、手に汗握るような熱い展開でした。

敵対するキャラクター「アウレオルス」という錬金術師の過去については、

もう少し掘り下げてもよかったのでは? と思うところがなきにしもあらずでしたが、

それでも能力や感情の起伏が大胆で魅力的なキャラクターだと思いました。

項目別評価

派手な戦闘で魔法が飛び交う世界観はとても魅力的でした。

地の文自体は読みやすいのですが、登場する組織名が多くて名称も少し読みにくく感じました。これは設定上我慢するしかないことなのかなと思いました。読んでいくうちに慣れてくるのかもしれませんね。

バトルアクションものに必要不可欠の派手な戦闘シーンの描写が多くあり、バトルアクションの要素がふんだんに盛り込まれていました。

まとめ

バトルシーンは前作同様迫力があり、バトルアクションものが好きな人にはたまらない作品ではないかと思います。

上条当麻の能力の未知な部分が気になってくるシリーズ第2弾でした。

コメント